2020.03.14
◆ テーブルの外部結合に対応
複数件データ取得アクション、データ件数取得アクションでテーブルの外部結合を選択できるようになりました。
外部結合とは、複数のテーブルのデータを組み合わせて(結合して)表示する場合における結合方法の1つです。結合するテーブルのうち、いずれかのテーブルについて結合条件によらずデータをすべて表示したい場合に使用します。
アクションの使い方 » データ操作 » 複数テーブルを結合して表示する
◆ エラー発生箇所へジャンプ
エラーメッセージの詳細ダイアログからエラー発生箇所のアクションセットを直接開くことができるようになりました。
※アプリの参照権限がない場合は開けません
◆ Excelファイル保存時に数式を隠す
CELFのシートをExcelファイルに保存する場合に、CELF上の数式を(数式のままではなく)計算結果に置き換えて出力することで、CELF上で設定した数式を隠してExcelファイルに保存できるようになりました。
数式を見せたくない場合、結果の値を編集したい場合などのほか、CELFとExcelで数式の結果が異なってしまう場合などにCELFで表示されている結果をそのままExcelファイルに出力するために使用することができます。
シート作成 » Excel出力で数式の計算結果を出力する
アクションの使い方 » シート操作 » シートをExcel ファイルとして保存する
◆ モーダルウィンドウのサイズを変更可能に
シートを新規ウィンドウで表示するアクションで「アクティブウインドウ以外は操作させない」を有効にした場合に表示されるモーダルウィンドウのサイズを変更できるようになりました。
上図のオプションを有効にしない場合は、これまでと同様にウィンドウサイズの変更はできません。
アクションの使い方 » シート操作 » シートから別シートに遷移する » 新規ウィンドウを開いてシートを開く
◆ 小数点以下の丸め処理のデフォルトが四捨五入に
表示形式が数値であるセルの値を表示する場合の丸め方式が偶数丸めから四捨五入に変わりました。この変更は新しく作成したシートから適用されます。
以前のバージョンで作成したシートにこの変更を適用する場合は、シート設定の互換性オプションを設定してください。(下図の「数値を偶数丸めで表示する」のチェックを外す)
◆ 様々なパフォーマンス改善
以下のような様々なパフォーマンス改善が行われています。
- 多数の行を表示・非表示またはフィルタ設定する場合のパフォーマンス改善
- セルの入力を禁止するアクション、セルの入力を許可するアクションで大きなセル範囲を指定した場合のパフォーマンス改善
- 他のシートから参照されている(「シート名!A1」のように数式からの参照がある)場合に、「シートのアクションを実行する」アクションの処理に時間がかかる問題の改善
- COUNTIF関数でシートよりも大きい範囲を検索範囲に指定した場合のパフォーマンス改善
- ADDRESS関数のパフォーマンス改善
※すべてのアップデート情報は、CELFログイン画面の「CELFについて」をご覧ください。